東京や大阪にお住まいで、騒音に悩んでいる方へ。実は、防音工事の補助金が出る可能性があります。
特に大都市圏では、空港や米軍基地だけでなく、交通量の多い道路沿いも補助金の対象になります。ただし、「通り一本の違い」で対象外になることもあるため、正確な調べ方が重要です。
本記事では、東京・大阪で補助金が出る対象エリア、そしてあなたの家が対象かを調べる方法を解説します。
東京・大阪で防音工事の補助金が出る「3つのゾーン」#
補助金が出るエリアは、大きく分けて3つあります。
東京:羽田空港・米軍基地周辺と環状道路沿い#
空港・基地周辺:
- 大田区・品川区の一部(羽田空港周辺)
- 町田市・福生市など(厚木・横田基地関連)
これらの地域は、飛行機や戦闘機の騒音が環境基準を超えているため、国や防衛省が補助金を出しています。
主要道路沿い:
- 環状七号線(環七)
- 環状八号線(環八)
- 国道などの沿道で、区が指定する地域(板橋区、練馬区、大田区など多数)
東京は人口密集地のため、こうした幹線道路の騒音対策も積極的に行われています。
大阪:伊丹空港周辺と主要幹線道路沿い#
空港周辺:
豊中市、池田市、箕面市、大阪市の一部など、広範囲にわたる「大阪国際空港(伊丹)」周辺が対象です。
伊丹空港は市街地に近く、周辺の影響を受ける地域が比較的広いのが特徴です。
主要道路沿い:
大阪市内の国道43号線沿いなど、自動車騒音が著しい指定地域が対象となります。
自分の家が対象かピンポイントで調べる方法#
「でも、うちは本当に対象なの?」という疑問が出てきますね。ここは正確に調べることが大切です。
空港・基地周辺なら「騒音区域図」をチェック#
最速で確認する方法は、「騒音区域図」を見ることです。
- 「羽田空港周辺 騒音区域図」
- 「伊丹空港 防音工事 区域」
などで検索し、管轄団体の地図情報で自宅の位置を確認するのが最速です。
多くの空港周辺では、Web上で対話的な地図が公開されており、住所を入力するだけで判定結果が出ます。
道路沿いは「区市町村名 + 防音助成」で検索#
道路の補助金は自治体(区役所・市役所)が窓口になることが多いです。
検索例:
- 「板橋区 沿道防音」
- 「豊中市 住宅防音」
道路沿いの補助金は、次のような条件があります:
- 道路からの距離:端から20〜50メートル以内など距離条件あり
- 騒音レベル:基準値(夜間65デシベル等)超過
- 築年数:昭和○年以前など築年数制限あり
自治体によって細かいルールが異なるため、電話で問い合わせるのが確実です。
【空港・基地周辺】と【道路沿い】で補助内容が異なる#
同じ「防音工事補助金」でも、申請先によって内容が大きく異なります。
空港・基地周辺:原則100%助成で手厚い#
空港や基地周辺は、国や防衛省が管轄するため、補助がより手厚い傾向があります。
窓だけでなくエアコンや換気扇も対象
飛行機の音は上空から来るため、家の隙間を徹底的に埋める工事が行われます。
そのため:
- 防音サッシ(窓)
- エアコン設置・交換費用
- 換気扇の防音化
など、窓以外の設備も助成対象になります。
夏場の窓閉め切りのためにエアコン設置費用も出るのが特徴です。古い機器の「更新(買い替え)」補助がある場合も多いです。
道路沿い:上限あり・一部自己負担のケースも#
道路騒音対策は、自治体ごとにルールが異なります。
防音サッシ(二重窓)と吸気口の改良がメイン
道路騒音対策は、主に「窓」と「通気口」の防音化です。自治体により「工事費の4分の3まで助成」「上限100万円まで」といった枠が設定されていることが多いです。
対象となる騒音レベルの基準(デシベル)
「夜間の騒音が65デシベル以上」など、測定による基準クリアが必要な場合があります。
エリア外の東京・大阪都民が使うべき「別の補助金」#
「調べたけど、うちはギリギリ対象外だった…」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
東京・大阪では、補助金の線引き(区域)からわずかに外れただけで対象外になるケースが非常によくあります。
でも、諦めないでください。 別の選択肢があります。
誰でも使える「国の省エネ補助金」が最強の代替案#
防音工事の特定エリア外であっても、国の「断熱窓リフォーム補助金」を使えば、内窓設置費用の約50%が戻ってくるのです。
「先進的窓リノベ事業」という制度で、エリア制限がありません。
実質的に防音対策として機能するため、多くの都心ユーザーが利用しています。
つまり:
- 補助金が出ない地域でも、別の補助金で対策可能
- 工事費のおよそ半額が戻ってくる
- 全国どこでも利用可能
というメリットがあります。
まとめ:まずは「対象エリア検索」から。対象外なら「窓リノベ」#

東京・大阪は、空港・基地に加え「道路沿い」もチャンスがあります。
まずは「自治体名+防音助成」で検索し、行政の窓口に確認することが第一歩です。
その結果が「対象外」でも、全国対応の「省エネ補助金」で賢く静かな環境を手に入れることができます。
騒音ストレスを放置せず、公的制度を積極的に活用しましょう。あなたの努力次第で、静かな生活環境は十分に取り戻せます。
