「せっかく買った防音室、引っ越し先でも使いたい!」
しかし、いざ引越し業者に見積もりを依頼すると、 「防音室は対応できません」 と断られることも少なくありません。 そもそも移設にいくらかかるのか?性能は落ちないのか?不安だらけですよね。
この記事では、Kind Life Advisorとして、防音室の移設にかかる費用とスムーズな引っ越しのコツをお伝えします。
防音室移設の総費用:15万〜40万円が相場#

防音室の移設には、以下の3つの費用がかかります。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 解体費 | 3万〜8万円 |
| 運搬費 | 5万〜20万円(距離による) |
| 再組立費 | 5万〜12万円 |
| 合計 | 15万〜40万円 |
※1.5畳サイズのユニット防音室の場合。サイズや距離で変動します。
一般の引越し業者では対応不可の理由#
「普通の引越し業者に頼めば安いのでは?」と思うかもしれませんが、ほとんどの業者は断ります。
理由1:専門知識が必要#
防音室は、ただのパネルを組み合わせているわけではありません。 遮音パッキン(ゴム部品)の向き や 締め付けトルク を間違えると、性能が大幅に落ちます。 一般の引越しスタッフでは対応できません。
理由2:重量物・破損リスク#
防音室のパネル1枚で20kg〜30kgあります。 専用の工具と経験がないと、壁や床を傷つけたり、パネル自体を破損するリスクがあります。
解決策:防音室専門業者に依頼する#
ヤマハやカワイの防音室なら、メーカーの公式移設サービス(または提携業者)があります。
ヤマハアビテックスの場合#
- 窓口 : 購入した楽器店経由で依頼
- 費用目安 : 近距離(同一県内)で15万円〜
- メリット : 性能保証がある、パッキン交換込み
非公式の専門業者#
- 費用 : 公式より2〜3割安い場合も
- 注意 : 移設後の性能保証がない場合がある
移設時に性能が落ちるリスクと対策#
リスク1:パッキン劣化#
一度解体すると、遮音パッキン(ゴムの部品)が劣化して、隙間ができることがあります。
対策 : 移設業者に 「パッキン交換」 を依頼する(追加費用1〜3万円)。
リスク2:再組立時の隙間#
組立が甘いと、パネル同士の隙間から音が漏れます。
対策 : 移設後、 必ず性能チェック をしてもらう。または自分で音漏れテスト(外で誰かに聞いてもらう)。
エアコンの脱着問題#
防音室専用のエアコンを設置している場合、別途 エアコン脱着業者 を手配する必要があります。
- 脱着費用 : 1万5千円〜3万円(配管延長が必要な場合はさらに高額)
- タイミング : 防音室の解体 前 にエアコンを外す必要がある
重要 : 防音室業者とエアコン業者のスケジュール調整が必須。
引越し見積もり時の伝え方#
引越し業者(または防音室専門業者)に見積もりを依頼する際、以下を必ず伝えましょう。
- メーカー・型番 (例:ヤマハ アビテックス セフィーネNS 1.5畳)
- 設置階 (2階以上の場合、クレーン使用で費用増)
- エアコンの有無
- 引越し先の設置場所 (搬入経路の幅、エレベーター有無)
まとめ:移設 vs 売却&新規購入、どっちが得?#
| 移設費用 | 新品購入価格 |
|---|---|
| 15万〜40万円 | 50万〜100万円 |
もし移設費用が30万円以上かかる場合、 「今の防音室を売却して、引越し先で中古を買う」 という選択肢も検討する価値があります。
