「防音室の値段はいくら?」「防音室の価格相場を知りたい」という疑問をお持ちの方へ。
防音室の値段は、簡易防音ブースで6〜15万円、一般的なユニット型で110〜180万円、本格的な防音工事で300〜800万円程度が2025年の相場です。ただし、これらは本体価格のみで、配送・組立費用やオプション設備を含めると、総額で20〜100万円程度の追加費用がかかります。サイズやメーカーによっても価格が大きく異なり、1畳なら98〜130万円、2畳なら130〜180万円、ヤマハなら110万円〜、カワイなら98万円〜が目安となります。
この記事では、防音室の値段・価格相場を完全網羅した2025年最新ガイドをお届けします。価格帯別の詳細解説、費用内訳、メーカー別比較、予算別選び方まで、検索で訪れた方が知りたい全ての情報を徹底解説します。
防音室の値段・価格相場はいくら?2025年最新の完全ガイド#
防音室の値段の全体像#
防音室の値段は、用途と予算によって大きく異なります。まずは全体像を把握しておきましょう。
| 価格帯 | 価格範囲 | 主な製品 | 防音性能 | 適用用途 |
|---|---|---|---|---|
| 簡易防音ブース | 6〜50万円 | だんぼっち、海外製ブース | D-30〜40 | 配信・テレワーク・軽楽器 |
| スタンダード防音室 | 98〜180万円 | ヤマハセフィーネNS、カワイナサール | D-40〜50 | ピアノ・管楽器・弦楽器 |
| プレミアム防音室 | 200〜350万円 | ヤマハアビテックスAFE | D-40〜50 | カスタム用途・グランドピアノ |
| 本格防音工事 | 300〜800万円 | 現場施工型 | D-60〜70 | ドラム・レコーディングスタジオ |
| プロフェッショナル | 500万円以上 | 完全防音工事 | D-70以上 | 放送局・研究施設 |
防音室の値段を決める5つの要素#
防音室の値段は、以下の5つの要素で決まります。
- サイズ(畳数): 1畳、1.5畳、2畳、2.5畳以上で価格が変動
- 防音性能(D値): D-40、D-50、D-60など、性能が高いほど高額
- メーカー: ヤマハ、カワイ、大和ハウスなど、ブランドによって価格差あり
- オプション設備: 換気扇、エアコン、照明のグレードアップで追加費用
- 設置環境: 配送・組立費用、床補強工事など、環境によって追加費用が発生
防音室の値段:価格帯別の詳細解説#
簡易防音ブース(6〜50万円)#
最も手軽に導入できるのが、簡易防音ブースです。
だんぼっち(ヤマハ)
- 価格: 6〜15万円
- 防音性能: D-30程度(簡易)
- 特徴: 段ボール素材、一人で組み立て可能、軽量
- 適用用途: 配信、オンライン会議、軽めのボーカル練習、アコースティックギター
- メリット: 初期投資が少ない、設置が簡単、賃貸でも導入しやすい
- デメリット: 本格的な楽器演奏には不向き、長時間使用には換気が必要
海外製簡易ブース
- 価格: 8〜30万円
- 防音性能: 様々(D-30〜40程度)
- 特徴: デザイン性が高い、バリエーションが豊富
- 適用用途: 配信、テレワーク、軽用途
この価格帯は、まず手軽に始めたい方、配信者、テレワーカーなどに最適な選択肢です。
スタンダード防音室(98〜180万円)#
最も一般的で需要が多いのが、この価格帯です。
1.5畳サイズ
- 価格: 98〜130万円
- メーカー: ヤマハセフィーネNS(110万円〜)、カワイナサール(98万円〜)
- 防音性能: D-40〜50程度
- 適用用途: ピアノ(アップライト)、管楽器、弦楽器、声楽、本格的な配信・録音
2畳サイズ
- 価格: 130〜180万円
- メーカー: ヤマハセフィーネNS(130〜160万円)、カワイナサール(120〜150万円)
- 防音性能: D-40〜50程度
- 適用用途: より広い空間が必要な楽器、快適性を重視する方、グランドピアノ対応
2.5畳以上
- 価格: 180〜200万円
- 適用用途: 複数人での使用、グランドピアノの設置
この価格帯は、性能と価格のバランスが良く、多くの方が満足できる選択肢が揃っています。メーカー保証もしっかりしており、アフターサービスも充実しています。
プレミアム防音室(200〜350万円)#
より高い性能やカスタマイズ性を求める方向けの価格帯です。
ユニット型の最上位モデル
- 価格: 200〜350万円
- メーカー: ヤマハアビテックスAFEシリーズ
- 特徴: より広い空間、高い防音性能、カスタマイズオプションが充実
- 適用用途: グランドピアノ、本格的な録音スタジオ、音楽教室、プロの練習環境
部分的な防音工事
- 価格: 250〜500万円
- 内容: 既存の部屋の一部を防音強化
- 適用用途: 壁や床の防音工事、防音ドアや窓の設置
この価格帯は、プロレベルの環境が手に入ること、長期的な満足度が高いことがメリットです。
本格防音工事(300〜800万円)#
最高レベルの防音環境を求める場合の価格帯です。
6畳程度の部屋全体を防音工事
- 価格: 500〜1,000万円程度
- 内容: 壁・床・天井のすべてを解体し、本格的な防音構造(浮床・浮壁・浮天井)を施工
- 適用用途: ドラム、レコーディングスタジオ、音楽教室(複数室)、放送局、研究施設
ドラム専用の防音室
- 価格: 400〜800万円程度
- 特徴: 低周波対策、防振床の施工など、特殊な技術が必要
- 適用用途: ドラム、プロレベルの音楽制作
この価格帯は、音楽を職業にしている方や、法人での利用が中心です。
防音室の値段:サイズ別の価格比較#
防音室 値段 1畳#
1畳サイズの防音室は、主に配信やテレワーク向けです。
- 価格: 6〜15万円(簡易防音ブース)
- 製品例: だんぼっち
- 防音性能: D-30程度
- 適用用途: 配信、オンライン会議、軽めのボーカル練習
防音室 値段 1.5畳#
1.5畳サイズは、ピアノや管楽器向けの標準的なサイズです。
- 価格: 98〜130万円
- 製品例: ヤマハセフィーネNS 1.5畳(110万円〜)、カワイナサール 1.5畳(98万円〜)
- 防音性能: D-40〜50程度
- 適用用途: ピアノ(アップライト)、管楽器、弦楽器、声楽
防音室 値段 2畳#
2畳サイズは、より広い空間が必要な楽器や、快適性を重視する方に人気です。
- 価格: 130〜180万円
- 製品例: ヤマハセフィーネNS 2畳(130〜160万円)、カワイナサール 2畳(120〜150万円)
- 防音性能: D-40〜50程度
- 適用用途: より広い空間が必要な楽器、快適性を重視する方、グランドピアノ対応
防音室の値段:メーカー別の価格比較#
防音室 値段 ヤマハ#
ヤマハは防音室市場で最も高いシェアを持つメーカーです。
セフィーネNSシリーズ
- 1.5畳: 110〜130万円
- 2畳: 130〜160万円
- 2.5畳: 180万円〜
- 特徴: 業界最大手の信頼性、充実したアフターサービス、全国に展示場あり
アビテックスAFEシリーズ
- 価格: 200〜350万円
- 特徴: カスタムオーダー可能、用途に応じた細かなカスタマイズ
ヤマハのメリットは、圧倒的なブランド力と信頼性、充実したアフターサービスです。デメリットは、他社と比べるとやや価格が高めなことです。
カワイ(ナサール)#
カワイはヤマハに次ぐ大手メーカーで、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
ナサールシリーズ
- 1.5畳: 98〜120万円(ヤマハより約10万円安い)
- 2畳: 120〜150万円
- 特徴: ヤマハと同等の性能ながら価格が安い、ピアノメーカーならではの音響へのこだわり
カワイを選ぶメリットは、価格の安さと、ピアノメーカーならではの音響へのこだわりです。
大和ハウス(音の自由区)#
大和ハウスは、注文住宅組込型の防音室を展開しています。
- 価格: 住宅組込型(価格は住宅価格に含まれる)
- 特徴: 新築時の最適設計、住宅一体型設計
- 適用用途: 新築住宅を検討している方
防音室の値段に含まれる追加費用の内訳#
配送・組立費用#
防音室本体の価格以外に、配送・組立費用が必ずかかります。
- 配送費用: 5〜15万円程度(地域や階数によって変動)
- 組立費用: 10〜30万円程度(サイズが大きくなるほど高額)
- クレーン車使用: 追加で5〜10万円(2階以上への設置の場合)
オプション設備費用#
快適に使うためには、いくつかのオプション設備が必要になります。
- 換気扇: 5〜15万円程度(防音性能を維持しながら換気できる特殊構造)
- エアコン(ダクト配管): 10〜30万円程度(特殊なダクト工事が必要)
- 照明のグレードアップ: 3〜10万円程度(LED照明への変更)
- 防音ドアのグレードアップ: 5〜15万円程度
- 内装カスタマイズ: 5〜20万円程度
これらのオプションを全て追加すると、本体価格に加えて30〜70万円程度の追加費用がかかります。
設置場所の準備費用#
防音室を設置する前に、場所の準備が必要な場合があります。
- 床補強工事: 5〜20万円程度(古い建物や木造の2階以上に設置する場合)
- 電気工事: 3〜10万円程度(専用回路の増設が必要な場合)
- 床の保護: 1〜5万円程度(賃貸物件の場合)
- 既存家具の移動・処分費用: 3〜10万円程度
これらの準備費用を合計すると、10〜45万円程度追加でかかる可能性があります。
防音室の値段を抑えるコツと節約方法#
中古防音室の活用#
新品にこだわらなければ、中古市場も魅力的な選択肢です。
- 中古相場: 新品価格の40〜70%程度
- 注意点: 解体・運搬・再組立費用が30〜80万円程度かかる
- メリット: 大幅にコストを抑えられる、状態が良いものなら新品と変わらない性能
DIY・自作の検討#
手先が器用で、時間に余裕がある方なら、DIYという選択肢もあります。
- 材料費: 10〜50万円程度
- メリット: 市販品の1/3〜1/5のコストで済む
- デメリット: 専門知識の習得、時間と労力の投入、性能が保証されないリスク
補助金・助成金の活用#
一部の自治体では防音工事に対する補助金制度があります。
- 補助額: 工事費の10〜30%程度、上限20〜50万円程度
- 対象: 住宅リフォーム補助金、音楽文化振興助成金、障害者住宅改修費給付
ローン・分割払いの活用#
高額な防音室の購入には、ローンや分割払いを利用する方も多いです。
- メーカー提携ローン: 金利年2〜5%程度
- 銀行リフォームローン: 金利年2〜4%程度
- 支払い例: 150万円の防音室を36回払い(3年)・金利3%の場合、月々約43,700円
防音室の値段:用途別の推奨予算#
ピアノ練習用#
- アップライトピアノ: 130〜180万円程度(2畳サイズ、D-45〜50)
- グランドピアノ: 300〜500万円以上(3畳以上、D-50〜60)
- 総額: 本体・配送組立・オプション込みで170〜215万円程度(アップライトの場合)
管楽器・弦楽器練習用#
- 予算: 110〜150万円程度(1.5〜2畳サイズ、D-50程度)
- 総額: 150〜180万円程度(本体・配送組立・オプション込み)
ドラム練習用#
- 予算: 400〜800万円程度(現場での防音工事、D-65〜70)
- 特徴: 低周波対策と振動対策が必須、浮床構造や防振材の施工が必要
配信・録音用#
- エントリーレベル: 10〜50万円(簡易防音ブース)
- スタンダードレベル: 50〜150万円(1.5畳程度のユニット型)
- プロレベル: 150〜200万円以上(本格的な録音環境)
防音室の値段:見積もり時のチェックポイント#
見積もりの取り方#
防音室の見積もりを取る際は、複数の業者から取ることが鉄則です。
- 最低3社、できれば5社から見積もりを取る
- 現地調査を依頼する(搬入経路、床の状態、電源状況を確認)
- 見積もり依頼時に伝えるべき情報: 使用目的、希望サイズ、設置場所の環境、予算の上限、希望する納期
見積書で確認すべき項目#
- 本体価格の内訳: 防音室本体、標準装備品、保証内容と期間
- 配送・設置費用: 配送費、組立・設置費、クレーン車使用の有無
- オプション費用: 換気扇、エアコン、照明のグレードアップ
- 追加工事の有無: 電気工事、床補強工事、既存設備の撤去
- 支払い条件: 支払いタイミング、支払い方法、キャンセル料の規定
注意すべき追加費用#
見積書に記載されていない追加費用が後から発生するケースがあります。
- 搬入関連の追加費用: 狭い搬入経路での特別対応(5〜10万円)、休日・時間外の搬入作業(3〜5万円)
- 設置場所の追加工事: 想定外の床補強(10〜30万円)、電源容量不足による配電盤工事(5〜15万円)
- 撤去・処分費用: 将来的に必要になる可能性がある費用(10〜50万円)
まとめ:防音室の値段・価格相場の要点と選び方#
防音室の値段・価格相場について、詳しく解説してきました。
価格帯は幅広く、簡易ブースの6万円から本格的な防音工事の数千万円まで、様々な選択肢があります。重要なのは、自分の用途と予算に合った適切な選択をすることです。
初心者の方は、まず簡易防音ブースから始めて、必要性を感じたらグレードアップするのも良い方法です。いきなり高額な投資をする必要はありません。
見積もりは必ず複数社から取り、総額で比較しましょう。本体価格だけでなく、配送・組立費用、オプション費用、将来のメンテナンス費用まで含めて検討することが大切です。
価格だけで決めず、性能、品質、サポート体制なども総合的に評価しましょう。長く使うものだからこそ、満足度の高い選択をしたいですね。
ローンや分割払いを活用すれば、一時的な負担を抑えながら、理想の防音環境を手に入れることもできます。無理のない返済計画を立てることが重要です。
防音室は決して安い買い物ではありませんが、音を気にせず自由に活動できる環境という、お金では測れない価値があります。スキルアップ、ストレス軽減、創造性の向上など、様々な恩恵を受けられるはずです。
この記事が、あなたの防音室選びの参考になれば幸いです。じっくり比較検討して、最適な防音室を見つけてください。
音楽や創作活動を心から楽しめる、素晴らしい環境が手に入ることを願っています。
価格情報は2025年時点のものです。実際の価格は、地域、時期、為替レート、材料費の変動などにより変わる可能性があります。正確な価格は、必ず各メーカー・販売店にお問い合わせください。
