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防音室の効果はどれくらい?楽器・話し声の減衰レベル

·1525 文字·4 分
防音室 防音室の効果 遮音性能 Dr等級 D値 音漏れ
sasisi344
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sasisi344
外の音が気になったりマイクの音質とかを気にするようになったので、防音に関する総合的な情報を集めているうちに、このサイトが生まれました。

「高いお金を出して防音室を買ったのに、隣から苦情が来たらどうしよう…」

最も不安なのは、やはり「実際の効果」ですよね。 カタログに書いてある「Dr-35」や「Dr-40」という数字を見ても、具体的にどれくらい音が消えるのかイメージしづらいのが本音でしょう。

この記事では、防音室の効果(遮音性能)を、数値ではなく「体感レベル」で分かりやすく解説します。

防音性能の指標「Dr等級(D値)」とは?
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防音室の性能は、JIS規格の「Dr等級(ディーアールとうきゅう)」で表されます。 簡単に言うと、「中の音をどれくらい減らせるか(マイナスできるか)」という数値です。

  • Dr-30: 音を「-30dB(デシベル)」する
  • Dr-40: 音を「-40dB(デシベル)」する

元の音が「90dB(ピアノなど)」で、防音室が「Dr-40」なら、 外に漏れる音は 90dB - 40dB = 50dB になります。

【体感レベル】Dr等級別の聞こえ方
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では、減衰後の音が「実際にどう聞こえるか」をイメージしてみましょう。 ※壁1枚隔てた隣の部屋での聞こえ方です。

Dr-30 〜 Dr-35(標準レベル)
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  • 効果: 「人の話し声(普通の大きさ)」がほぼ聞こえなくなるレベル。
  • 楽器の場合: ピアノの音は「テレビを小さめの音量で見ている」くらいに聞こえます。歌詞は聞き取れませんが、曲調は分かります。
  • 向いている用途:
    • テレワーク、ウェブ会議
    • 日中のピアノ練習
    • アコースティックギターの弾き語り
    • フルートなどの管楽器(日中)

Dr-40(高性能レベル)
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  • 効果: 「大声や怒鳴り声」でも、隣ではかすかに聞こえる程度。
  • 楽器の場合: ピアノの音は「小さな話し声」程度まで下がります。テレビや生活音があれば、気にならないレベルです。夜間の練習も現実的になります。
  • 向いている用途:
    • 夜間のピアノ練習
    • サックス、トランペット(金管楽器)
    • 本格的なボイスレコーディング
    • ゲーム実況(絶叫系)

Dr-50以上(スタジオ・業務用レベル)
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  • 効果: 「外の世界と遮断された」静寂。
  • 楽器の場合: ドラムセットを叩いても、隣の部屋では「遠くで何か鳴っているかな?」程度。ほぼ無音に近いです。
  • 向いている用途:
    • 生ドラムの演奏
    • 24時間いつでも演奏したい
    • プロ仕様のスタジオ構築

注意: ユニット型防音室(組立式)の限界は、一般的に「Dr-40」程度です。Dr-50以上を目指すなら、専門業者による「防音工事」が必要になります。

楽器や用途ごとの必要Dr等級目安チャート|ボーカル・ピアノ・ドラムの推奨遮音性能

用途別:あなたに必要な性能は?
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失敗しない選び方は、「一番大きな音(ピーク音量)」に合わせて性能を選ぶことです。

  1. 歌ってみた・ゲーム実況・テレワーク

    • 推奨: Dr-30 〜 Dr-35
    • 人の声なら、標準的な防音室で十分カバーできます。ただし「絶叫」するスタイルならDr-40が安心です。
  2. アップライトピアノ・アコギ・弦楽器

    • 推奨: Dr-35 〜 Dr-40
    • ピアノは音が大きく、床への振動もあるため、Dr-35以上は必須。夜間も弾くなら迷わずDr-40を選びましょう。
  3. サックス・トランペット・金管楽器

    • 推奨: Dr-40
    • 音が鋭く貫通力があるため、高い遮音性能が必要です。Dr-30では不満が出る可能性が高いです。
  4. 生ドラム・低音楽器

    • 推奨: Dr-50以上(+防振工事)
    • 空気の音だけでなく「振動」が凄まじいため、ユニット防音室だけでは対策できません。高額なリフォーム工事が前提となります。

まとめ:隣人の生活音レベルまで下げればOK
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防音のゴールは「音をゼロにすること」ではありません。 「隣の家の生活音(エアコン、テレビ、冷蔵庫など)よりも小さくすること」です。

環境音に紛れてしまえば、人は音を「騒音」として認識しにくくなります。 自分の用途に合ったDr等級を選び、快適な防音ライフを手に入れましょう。

→ 関連:防音室の仕組み|なぜ音を消せるのか? → 防音室の基礎知識マップ(トップ)へ戻る

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