「防音室が欲しいけど、何十万円も出せない…」 「賃貸だから、重たい防音室は置けない…」
そんな悩みを持つクリエイターやテレワーカーの間で、今爆発的に普及しているのが簡易防音室「OTODASU(オトダス)」です。
なんと9万円台から購入可能で、しかも工具不要で組み立てられるという手軽さ。 2026年現在、ゲーミングチェアが入る大型モデルや、島村楽器コラボの高性能モデルなど、ラインナップもかなり充実してきました。
今回は、進化し続けるOTODASUシリーズの全貌と、「実際どこまで防音できるの?」という気になる実力を徹底解説します。
OTODASU(オトダス)とは?基本スペックと特徴#
OTODASUは、横浜のベンチャー企業「Coolish Music」が開発した簡易防音室です。 最大の特徴は、壁材にプラスチックダンボール等の軽量素材を採用していること。これにより、「安い・軽い・簡単」という、従来の防音室の常識を覆すメリットを実現しました。
2026年注目のラインナップ#
現在、用途に合わせて主に以下のモデルが展開されています。
| モデル名 | 価格目安 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| OTODASU II | 99,900円〜 | シリーズの標準モデル。圧倒的コスパ。 | テレワーク、軽い通話 |
| OTODASU DEKA / DX160 | 20万円前後〜 | ゲーミングチェア・デュアルモニター対応の広々設計。 | ゲーム実況、長時間作業 |
| OTODASU DX 145 PRO | 40万円台 | 吸音材・ファン完備の上位モデル。 | 本格的な配信、歌録り |
| S-OTODASU II LIGHT | 14万円前後 | 島村楽器コラボ。遮音カーテン等のオプション全部入り。 | 楽器練習(軽音) |
特に2025年末に登場した「OTODASU DX 160」シリーズは、今まで「狭くて暑い」と言われがちだった簡易防音室の弱点を克服し、快適な配信環境を作れるとして注目されています。
メリット:なぜOTODASUが選ばれるのか?#
1. 圧倒的な「軽さ」と「組み立てやすさ」#
ヤマハなどの本格的な防音室は数百kgあり、床補強工事が必要な場合もあります。しかしOTODASU IIは約30kg〜と非常に軽量。女性一人でも移動が可能なレベルです。 組み立ても工具不要で、パーツをはめ込むだけ。賃貸でも気軽に導入できるのは最大の魅力でしょう。
2. コストパフォーマンス#
本格防音室が100万円〜という相場の中で、10万円から始められるのは破格です。「まずは環境を作りたい」というエントリー層には最適解と言えます。
3. 解放感のあるデザイン#
全面が白いパネルで、大きな窓(透明パネル)がついているモデルが多く、中に入っても圧迫感が少ないのも特徴です。
デメリット:購入前に知っておくべき注意点#
1. 防音性能は「簡易」レベル#
これが最も重要です。OTODASUの遮音性能はDr-15〜20程度と言われています。 これは「隣の部屋への話し声が聞こえにくくなる」レベルであり、「完全に無音にする」ものではありません。
- 得意: 話し声、キーボードの打鍵音、PCのファンノイズ
- 苦手: ドラム、金管楽器、絶叫系の配信、重低音
本気で歌ったり楽器を演奏したりする場合は、別途吸音材を貼り付けたり、上位モデル(PRO版)を選んだりする工夫が必要です。
2. 熱気対策が必要#
気密性が高いため、夏場は室温が上がりやすいです。専用の天井ファン(オプション)の導入や、こまめな換気が必須です。 PCを中に持ち込んで高負荷なゲームをする場合、サーキュレーター等での排熱対策をしっかり考えましょう。
だんぼっち vs OTODASU どっちがいい?#
簡易防音室の元祖「だんぼっち」とよく比較されます。
- だんぼっち: 紙製段ボール。非常に狭いが、吸音性は紙特有の暖かみがある。安いが耐久性は紙なり。
- OTODASU: プラダン製。水や汚れに強く、耐久性が高い。見た目がスタイリッシュ。
2026年現在の傾向としては、耐久性とデザイン、広さのバリエーションでOTODASUを選ぶ人が増えています。
結論:OTODASUはこんな人におすすめ!#
- テレワークで家族に会議の声を聞かせたくない人
- 夜間のボイスチャットや軽いゲーム実況をしたい人
- 賃貸マンションで、床の耐荷重や搬入経路が心配な人
- 予算10〜20万円で、自分だけの「基地」を作りたい人
逆に、「プロレベルの録音をしたい」「深夜にサックスを吹きたい」という方は、予算を上げてヤマハのアビテックス等を検討すべきです。
OTODASUは、「生活音の防音」という点では最強のコストパフォーマンスを誇ります。自分の用途に合っているなら、これほど良い買い物はないはずです。


