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一人暮らし配信の防音術|ワンルームでできる対策集

·2253 文字·5 分
配信・クリエイター向け 配信 防音 ワンルーム クリエイター
sasisi344
著者
sasisi344
外の音が気になったりマイクの音質とかを気にするようになったので、防音に関する総合的な情報を集めているうちに、このサイトが生まれました。
目次

ワンルームで配信をしているけど、隣や下の住人に迷惑をかけていないか心配…そんな方に向けて、一人暮らしでもできる防音術をまとめました。

本格的な防音室を作るのは難しくても、工夫次第で音漏れを大幅に減らすことができます。

ワンルーム配信での音漏れの原因
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まず、ワンルームから音が漏れる経路を理解することが大切です。

主な音漏れ経路
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1. 壁を通じた音漏れ

  • 配信スペースの両隣への漏れ
  • 壁厚が薄い建物で特に問題

2. 床・天井を通じた音漏れ

  • 階下への足音や低周波音
  • 階上への音響の反響

3. 窓・ドアからの音漏れ

  • 窓ガラスの共鳴による増幅
  • ドア周辺の隙間漏れ

4. 配管・通気口からの音漏れ

  • エアコン配管
  • 給気口・排気口
  • 水道配管

配信音の大きさにもよりますが、通常の会話レベル(60~70dB)では壁を通じた漏れが最大の問題です。

予算別ワンルーム防音対策
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予算1,000円~3,000円:最小限の対策
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吸音材の活用

  • 卵パックタイプの吸音材(500~800円)
  • ウレタンフォーム吸音パネル(1,500~2,500円)

配信スペースの背後や側面に貼ることで、部屋内の反響を減らせます。ただし、隣室への音漏れ防止効果は限定的です。

マイクの工夫

  • ポップフィルターの追加(1,000~1,500円)
  • ショックマウント(2,000~3,000円)

マイクの感度を下げることで、大きな音量で配信する必要を減らします。

予算5,000円~10,000円:実用的な対策
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部分的な防音材施工

対策内容費用効果施工難度
窓に吸音カーテン3,000~5,000円中程度簡単
ドア下の隙間テープ500~1,000円簡単
壁面パネル(複数枚)5,000~10,000円中程度簡単
防音材入りカーテン4,000~8,000円中程度簡単

施工例:ワンルーム配信スペース

  1. 背後の壁に吸音パネルを設置(3,000円)
  2. 窓に防音カーテンをかける(5,000円)
  3. マイク周辺にポップフィルター+ショックマウント(3,000円)

総計:約11,000円で中程度の防音効果が期待できます。

予算30,000円~50,000円:本格的な対策
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専用防音ボックスの導入

配信用の小型防音ボックス(30,000~50,000円)を導入する方法があります。

メリット

  • マイク周辺のみを完全防音化
  • 施工が不要(置くだけ)
  • 部屋全体を傷つけない
  • 移転時に持ち運べる

デメリット

  • スペースを取る
  • 部屋全体の防音効果ではない
  • 蒸れやすく長時間利用は要注意

予算100,000円以上:部屋全体の改築
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本格的な防音改築

  • 壁への防音材全面施工
  • 窓の二重化
  • ドアの交換
  • 床材への防音シート施工

この規模の改築は、賃貸物件では不可能な場合がほとんどです。持ち家の場合のみ検討対象になります。

ワンルーム配信での実用的な防音対策
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優先順位の高い対策
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1. マイク感度の調整(最優先)

多くの配信トラブルは、マイク感度が高すぎることが原因です。

  • マイク感度を適正レベルに調整
  • 大きな声を出す必要がなくなる
  • 配信音量レベルで50~70%の改善

設定のポイント

  • 配信ソフト内のマイクゲインを50~60%に設定
  • テスト配信で反応を確認
  • 必要に応じてポップフィルターを追加

2. 窓への対策(効果大)

ガラス窓は音響共鳴が発生しやすく、特に効果的な対策です。

簡単な方法

  • 吸音カーテンをかける
  • 防音シートをガラスに貼る
  • 厚手のカーテンを二重にかける

費用対効果が高い順

  1. 厚手カーテン2枚(3,000~5,000円):★★★★☆
  2. 防音シート(2,000~3,000円):★★★★☆
  3. 吸音カーテン(4,000~7,000円):★★★★★

3. ドア周辺の隙間対策

ドア下の隙間からの音漏れは、低コストで対策できます。

  • 隙間テープ(500~1,000円)
  • ドア下の隙間シール(1,500~2,000円)
  • ドラフトストッパー(1,000~2,000円)

施工例 ドア下に5cm幅のシールテープを張ると、特に低周波音の漏れが20~30dB削減されます。

4. 背後の壁面対策

配信スペースの背後に吸音材を設置することで、部屋内の反響を減らし、マイクが周囲の音を拾いにくくなります。

  • 卵パック型吸音材:500~800円
  • ウレタンフォームパネル:2,000~3,000円
  • 吸音ボード(複数枚セット):5,000~8,000円

効果:部屋内の反響が30~40%減少

配信スタイル別の推奨対策
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ゲーム配信(声量が小さい)

  • マイク感度調整:★★★★★
  • 窓対策:★★★☆☆
  • ドア隙間対策:★★☆☆☆

カラオケ配信(声量が大きい)

  • マイク感度調整:★★★☆☆
  • 窓対策:★★★★★
  • 防音ボックス導入:★★★☆☆

楽器配信(周波数が広い)

  • 窓対策:★★★★☆
  • 防音ボックス導入:★★★★☆
  • ドア隙間対策:★★★☆☆

ワンルーム配信での隣人トラブルを防ぐ
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防音対策だけでなく、コミュニケーションも重要です。

事前対策
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  • 管理会社に配信予定を連絡する(音楽系の場合)
  • 深夜・早朝の配信を避ける
  • 配信時間帯を決めておく

時間帯ガイドライン
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時間帯対応
6:00~8:00小声のみOK
8:00~21:00通常配信OK
21:00~23:00音量を下げめで配信
23:00~6:00配信は控える

ワンルーム配信の防音対策まとめ
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最初は基本的なマイク調整から始めて、必要に応じて対策を追加していく方法をおすすめします。

多くの場合、マイク感度の適正化と窓対策の2つだけで、ほぼ満足できるレベルの改善が実現できます。予算に余裕があれば、防音ボックスの導入で、さらに快適な配信環境を作ることができます。

隣人への配慮と適切な防音対策で、ワンルームでも質の高い配信を実現しましょう。

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