メインコンテンツへスキップ
  1. すべての記事/

クローゼットを防音室にDIY!費用3万円〜で実現する「自分だけの音空間」

··1677 文字·4 分
配信・クリエイター向け クローゼット改造 DIY防音 宅録ブース 歌ってみた
sasisi344
著者
sasisi344
外の音が気になったりマイクの音質とかを気にするようになったので、防音に関する総合的な情報を集めているうちに、このサイトが生まれました。

「家のクローゼット、歌うのにちょうどいいサイズじゃない?」

その直感は正しいです。服が詰まったクローゼットは、実は元々 「吸音性が高く、デッド(響かない)な音響環境」 を備えています。これは、防音室の素質として最高です。

結論から言うと、 賃貸でも許可なしでクローゼット防音室は作れます 。ベストな方法は、壁に直接貼らずに 「遮音材と吸音材を板に貼り、それで空間を囲う」 というやり方です。費用は 約3万円 、作業時間は 半日 。本記事では、安全かつ安価に「自分だけの秘密基地」を作るための全手順を解説します。

クローゼットが「最強の録音ブース」になる理由
#

プロのスタジオエンジニアが、あえて狭いブースで録音するのには理由があります。

  • デッドな音響 : 吸音材 を貼ることで、部屋の反響を完全に殺した「ドライな音」が撮れます。
  • 生活動線の確保 : 埋め込みのクローゼットなら、部屋の広さを犠牲にせず設置可能です。
  • 圧倒的なコスパ : 市販の防音室(10万円〜)を買う予算がなくても、数万円で同等の録音環境が手に入ります。

賃貸DIYの鉄則:壁紙を守る「板囲い方式」
#

賃貸住宅で最も恐ろしいのは、退去時の原状回復費用です。遮音シートは重く、強力な両面テープを使っても壁紙ごと剥がれ落ちるリスクがあります。

そこでおすすめなのが、 プラスチック段ボール(プラダン) をベースにした「板囲い」です。

  1. プラダンをクローゼットの内壁サイズにカットする
  2. その「板」に対して遮音シートと吸音材を貼り付ける
  3. 完成したパネルを壁に立てかけ、 突っ張り棒 で固定する

この方法なら、建物の壁には一切触れません。管理会社の許可を気にせず、思う存分カスタマイズが可能です。

予算3万円で揃える買い物リスト
#

材料はホームセンターや通販で揃います。以下の「三種の神器」を準備しましょう。

  • 遮音シート : 重たいゴム製のシート。音を外に漏らさない「盾」の役割を果たします。
  • 吸音材 : 凹凸のあるウレタンフォーム。内側の響きを調整する「フィルター」です。
  • プラダン : 養生用などの安価なものでOK。すべての材料の「土台」になります。
  • 突っ張り棒 : 壁を傷つけずにパネルを押し倒れないよう固定します。
  • サーキュレーター : ※最重要。これがないとサウナになり、命の危険があります。

賃貸の壁を傷つけない突っ張り固定の仕組み

実践!クローゼット防音ブースの作り方
#

パネルの作成
#

まずは土台となるプラダンに、 遮音シート を隙間なく貼り付けます。 「隙間=音漏れ」 です。重なり合わせるくらい、徹底的に隙間をなくすのがコツです。その上から両面テープで吸音材を固定します。

空間の構築
#

完成したパネルをクローゼットの内側に並べていきます。背面、側面、そして余裕があれば天井もカバーしましょう。厚みが出すぎると扉が閉まらなくなるため、厚さの計算は入念に行ってください。

機材の設置
#

最後にマイクスタンドや照明、ディスプレイを配置します。配線を通す場所は、パネルの角を少しカットして対応します。ここも隙間ができないよう、 コーキング材や隙間テープ で埋めるのがプロの仕事です。

絶対遵守:命を守るための換気ルール
#

防音ブースを密閉すると、数分でCO2濃度が急上昇し、 酸欠や熱中症 の危険があります。

  • 給気と排気の確保 : 足元のドア下を数センチ開けておき(給気)、上部にサーキュレーターを置いて空気を外へ出す(排気)流れを必ず作りましょう。
  • LED照明の使用 : 白熱電球は熱を出すため、狭いブースでは危険です。必ず 発熱の少ないLED を使用してください。

換気対策の重要性 については、こちらの記事で詳しく解説しています。

結論:あなたの「聖域」はそこにある
#

自作防音室 は、本格的なメーカー製品に比べれば性能は劣るかもしれません。しかし、 「隣人を気にせず100%の力で歌える環境」 が手に入った瞬間、あなたのクリエイティビティは爆発します。

歌ってみた、ゲーム実況、ポッドキャスト。どんな創作活動であれ、まずはクローゼットという「小さな一歩」から始めてみませんか?


※施工の際は、クローゼットの棚板の耐荷重や、換気状態を必ず自身で確認してください。安全第一で作業を行いましょう。

関連記事

歌ってみた収録の防音|ボーカルブース設計と吸音材
·3297 文字·7 分
配信・クリエイター向け 歌ってみた ボーカルブース 吸音材 音声録音 DIY防音
だんぼっち vs 自作防音室|コスパと性能を現役エンジニアが徹底比較
··1762 文字·4 分
配信・クリエイター向け だんぼっち 自作防音室 DIY防音 防音ブース
古民家を配信スタジオ防音室にリノベ!費用と注意点を徹底試算
··1836 文字·4 分
配信・クリエイター向け DIY防音 古民家リノベ 防音室 ゲーム実況 配信・実況
【予算10万円】VTuberが防音室を作る3つの生存戦略|だんぼっち・中古・DIY
··1770 文字·4 分
配信・クリエイター向け 防音室 DIY防音 だんぼっち 中古防音室 コスパ
賃貸でゲーム音がうるさい?3万円以下で作る“安い自作防音室”の正解ルート
·4336 文字·9 分
配信・クリエイター向け ゲーム実況 防音室 DIY防音 防音賃貸 低予算 防音ブース
低予算で配信防音!3万円・10万円で「使える」環境を作る全戦略
·1350 文字·3 分
配信・クリエイター向け 防音室 配信・実況 低予算 DIY防音 だんぼっち