「防音室のサイズ選びで迷っている」「買った後に狭くて後悔したくない」
そんな疑問をお持ちの方へ。防音室のサイズ選びは、単なる「広さ」の問題ではなく、用途・予算・設置スペースの3つのバランスで決まります。
この記事では、失敗しないための判断基準と、主要なサイズごとの特徴を網羅した「サイズ選びの地図」を提供します。
どっちが正解?サイズ選びの3つの判断基準#
まずは、自分がどの「広さ」を目指すべきか、3つのポイントで診断してみましょう。
1. 演奏する楽器・用途で選ぶ#
- 0.8畳〜1畳: 動画配信、テレワーク、ボーカル、バイオリン。
- 1.5畳: アップライトピアノ、サックス、フルート、チェロ。
- 2畳以上: グランドピアノ、複数人、DTM、ゆったり練習。
2. 設置する部屋の広さで選ぶ#
防音室には「外寸」があります。室内が1.5畳でも、壁の厚みを含めると部屋の3畳分程度を占拠します。
- 6畳の部屋: 1.5畳が限界(生活スペースがほぼなくなります)。
- 8畳以上の部屋: 2畳以上も検討可能。
3. 予算で選ぶ#
- 〜30万円: 簡易防音室(0.8畳前後)。
- 100万円前後: ユニット防音室の標準(1.5畳クラス)。
- 150万円以上: 大型・高性能モデル(2畳以上)。
主要サイズ徹底比較表#
まずは全体像を確認しましょう。
| サイズ | 室内寸法 | 実際の必要スペース | 価格帯 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| 0.8畳 | 約80×80cm | 約1.2畳 | 6〜30万円 | ★★★☆☆ |
| 1畳 | 約90×180cm | 約1.8〜2畳 | 80〜120万円 | ★★★☆☆ |
| 1.5畳 | 約120×180cm | 約2.5〜3畳 | 98〜130万円 | ★★★★★ |
| 2畳 | 約180×180cm | 約3.5〜4畳 | 130〜180万円 | ★★★★☆ |
| 3畳以上 | カスタム | 5畳以上 | 250万円〜 | ★★☆☆☆ |
各サイズ別の詳細ガイド#
自分の目的に近いサイズを詳しく見ていきましょう。
1. 【極小】0.8畳〜1畳:配信・一人専用#
「とにかく安く」「省スペースで」という方向けのサイズです。
2. 【標準】1.5畳:一番人気の黄金サイズ#
アップライトピアノが入る最小サイズであり、最も多くの楽器奏者に選ばれています。迷ったらこのサイズが基本です。
3. 【広々】2畳以上:グランドピアノ・快適性重視#
「楽器本来の響きを楽しみたい」「長時間いても疲れない空間が欲しい」というプロ・セミプロ向けのサイズです。
購入前の最終チェックリスト#
最後に、契約前に必ず確認すべき項目をまとめました。
- 設置スペース(外寸)の確認: 室内寸法ではなく、カタログの「外寸」が部屋に入るか?
- 搬入経路の測定: 玄関、廊下、エレベーター、ドアの幅を測ったか?
- 床の耐荷重: 木造2階に1トン近い防音室を置いても大丈夫か?(管理会社や建築会社に要確認)
- 空調(エアコン): 夏場の熱中症対策は万全か?
- 中古・レンタルとの比較: 新品を買うのが本当に最適か?
まとめ:あなたの「正解」を見つけよう#
防音室は一生に一度の大きな買い物です。一度設置すると、サイズを変更することは(買い替え以外)できません。
- 配信やテレワーク中心なら → 0.8畳〜1畳
- アップライトピアノや管弦楽器なら → 1.5畳
- グランドピアノや最高の響きを求めるなら → 2畳以上
まずはショールームへ足を運び、実際に中に入ってみることを強くおすすめします。



